岐阜県高山でお客様に「駅前の観光案内所が左官工法で仕上られている」と聞き見せて頂きました。
高山駅もリニューアルして大変素晴らしい建物になっていました。
その左官工法で仕上られている観光案内所は、本当に駅前の一等地にあります。
ガラス張りの壁以外の部分が、高山地元の土を使った「土漆喰」で塗られているそうです。
高山の赤土と漆喰が融合し、軟らかいベージュ色の壁が目を引きます。
高山は、皆様もご存知の通り、歴史ある昔ながらの伝統建築が多く、今尚新築や改修工事でも土壁や漆喰壁が多く使われている素晴らしい町です。その玄関でもある高山駅に左官塗り壁工法そして、土と漆喰が混ざった土漆喰が塗られているのは素晴らしいです。
外壁以外にも内部にも同じ材料が使われ、左官工法の特徴でもある局面を生かしたデザインになっています。
観光案内書職員の方に許可を頂き内部も撮影させて頂きました。
もちろん、この壁は、弊社製品ではなく、左官職人の皆さんのオリジナルです。
そこで、高山の左官屋さんには弊社製品もよく使って頂いているので、最近使った現場は無いか?とお客様にお伺いしましたら、高山の重要文化財でもある「高山屋台」の収納小屋の一つを最近城かべで塗り替えたそうなので見せて頂きました。
もともとの改修工事なので、使用部分は一部ですが、側面の大壁1枚が継ぎ目無しにフラットに塗られているのは、やはり城かべ漆喰の特長でしょうね。
城かべ漆喰は、土蔵や土塀など目地無しに大壁を塗ることが出来、このような現場には本当に欠かせない材料です。
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