本漆喰を使う現場でお悩みのお客様!適切な漆喰のご提案をさせて頂きます。
お客様から紹介で平成28年に岩出市にある旧和歌山県議会議事堂が本漆喰で仕上られているとのことで見に行ってきました。
日本最古の木造和風議事堂と言う事で、明治31年に和歌山市内に建築されたそうです。過去3度もの移築を経てこの度復元整備されたそうです。
場所は、根来寺の近くでもあり、観光名所としてもいいですね。
建設当時とほぼ変わらないよう柱の位置や修繕に使われる素材も出来る限り同じ物が使われているそうです。
内外装すべて本漆喰で、下地は小舞荒壁で和歌山の土ともともとの古い土を混ぜ合わせ使われているそうです。
内部は議事堂だけに大きな議場があり、今は、コンサートなどのイベントなどにも使われているそうです。
2回の窓から見える瓦屋根、あまりの美しさと迫力に見とれてしまいます。
建物内部の説明に「大津壁(おおつかべ)」と書かれていたので探しましたがわからず、施設の方にお伺いしましたら、現在立ち入り禁止の場所に塗ってあるらしいですが、ご好意で見せていただくことが出来ました。
黄色の色土を漆喰の中に入れ、黄大津として仕上てあります。
やはり、文化財には漆喰壁は欠かせませんね!
いい勉強をさせて頂きました。