下地づくりが一番重要!なぜなら補修工事ではその上に塗り重ねるから |
弊社にはよく土壁や漆喰壁の補修についてお問い合わせを頂きます。
新築の場合とは違い、補修する物件はそれぞれ状況により補修内容が変わり、判断が難しいです。
例えば・・・表面がしっかりしているからといって、クラックから水が侵入し浮いているような壁に塗り重ねても、一時的に表面は綺麗になるでしょうが、長くは持ちません。
結果的に短いスパンでの補修が必要になり、結果メンテナンス費用も余分に必要になります。
ですので補修の場合は下地をきっちり作ることが一番重要です。
写真のような物件も多く、中々マニュアル化は難しいのですが一般的な土蔵の改修マニュアルを作成していますので、参考にしていただきたいと思います。
«土壁補修マニュアルはこちら・・・
蔵の下地にはほぼ土壁が塗られていると思います。最終仕上げを漆喰にするにしろ、土壁のままにしろ、下地である荒壁や中塗り土の土壁を強化する必要が出てきます。そんな場合には浸透性土壁強化剤の「土強」をおすすめします。
塗布して乾燥させることで土壁内部で溶けださない無機物質を形成し、この無機物質が土と土とを接着させ強固な土壁に生まれ変わります。
この工程があるだけで大きく壁の耐久度が変わり、それに伴い建物の耐久性につながります。
まず古い土壁の補修では下地になる古い土壁の弱く、もろい部分、浮いている部分の確実な撤去。それから「土強」を塗布し強度を高める事が最重要になることを忘れないでくださいね。
土壁補修の事ならお問い合わせください!