近畿壁材 | 土間たたき|古民家改修に使えるニュータイプの土間三和土(たたき)
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匠に役立つ塗り壁ブログBLOG

2021/04/26(月曜日)土間たたき|古民家改修に使えるニュータイプの土間三和土(たたき)

コンクリート下地に使える土間たたき

現場での事例、施工手順のご紹介!


古民家補修や伝統建築の土間材料にお悩みではありませんか?

古民家の土間にウルトラソイル 褐色 をご採用頂き、施工案内にお伺いしました。

ウルトラソイルは、昔ながらの土間三和土を模したたたき風仕上げ材です。

 

①コンクリート下地に、前日に養生と専用下地材「ウルトラ下地材」を塗布してもらっています。

 

練り

②既定の材料を練り合わせます。

※ウルトラソイルは駐車場に使える強度が強い土間たたきです。
その為練りすぎると硬化が早まって作業性が悪くなるので、練り終わるとミキサーを一旦止めた方がいいです。

③塗り付け中!鏝で15㎜で塗り付けます。

土間モルタル同様鏝で均します。

④ウルトラソイルは15㎜仕上げの材料ですが、途中厚みを見ると少し分厚いかもです。

少し硬いぐらいが均しやすくて作業しやすそうですね~

⑤全体を塗り付け、最後に角部分を面取りして塗り付け完了です。

この後はコンクリートのように押さえますが、金鏝でビシビシに押さえると中の骨材が沈みやすい為、スタイロフォームで押さえました(さすが現場の左官様の知恵ですね)

⑥今回の仕上げ方法は拭き取り仕上げ!左官刷毛で表面のノロを荒らした後に水を含んだスポンジでノロを拭き取ります。

ウルトラソイルのスポンジ拭き取りがやりやすくなりました!

※15㎜以上の厚みが付いた場合には骨材が沈みやすく、骨材を見せる為には拭き取り量が増えますので注意です。

⑦拭き取り完了で乾燥養生です。

※拭き取り時に水分が残っていると白華しやすくなりますので、水分を残さないように拭くのがコツです。

⑧少しでも白華を出にくくするためにシート養生をしました。

※白華が出ない事はありません。完全乾燥後にたたき洗浄剤をすれば色味は落ち着きます。

 

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