兵庫県豊岡市にある赤木家住宅にお邪魔しました。
ここは砂防の父と言われる赤木正雄様の生家で記念館や展示場も併設されている立派なお宅です。
近くに円山川があり、この川の氾濫を何度も経験し、治水事業に尽力されたと伺いました。
この度、全面ではないですが壁の補修をすることになり工法検証の為にお伺いしたのですが・・・
雪、雪、雪・・・
寒波の影響で降り積もっていました。
屋敷内に入っても・・・ご覧の通り
工務店様に工期をお伺いすると3月いっぱいとの事です。
最終仕上げは漆喰ですのでこういっためくれや浮いている箇所は一度めくって下地からやりなおさないといけません。
荒壁まで見えるでしょうが、土の補強をして新たに荒壁土を塗り付け乾燥させている時間はありません。
ましてやこの雪です。気温も相当低いので乾燥途中の凍てが起こります。
そこで提案させていただいたのが、漆喰蔵直し! カタログはこちらから・・・・
荒壁土の代わりに!砂しっくいの代わりに!上塗り漆喰の硬化促進に!
城かべ漆喰に混入し、厚く付けたい場合は軽量骨材を入れ、上塗り漆喰に混入すれば押さえの邪魔はせず硬化促進になりますので、少しでも工期の短縮が望めます。
折角の改修ですから、漆喰に不具合なく美しい姿になっていただきたいですね。