古民家改修現場へ、絶対必要な荒壁土と中塗り土と土壁仕上げ材 |
いつもお世話になっているお客様から今、築100年ぐらいの古民家改修をやっているので見に来ればとお誘い頂き見に行ってきました。
非常に大きな古民家で、昔ながらの工法にこだわり改修していました。
完成後は、住宅として使われるそうなので新たに間取りなどの変更で小舞掻きもしていました。
古民家の改修は、様々な下地の状況や求められる改修方法があり決まったルールがありません。
土壁を厚くする場合や、薄く塗らなくてはならない状況、剥がしたり、剥がさず塗ったりと、現場の求める要求に対応できるよう準備士とかなくてはなりません。
そんな時には、まずは荒壁
ただ、荒壁練つには藁が入っていません。必ず藁すさを入れて下さい。
ちょうど外壁の中塗り土塗りだったので見せて頂きました。
中塗り土は、荒壁乾燥後の凸凹を直す材料です。
当社では、土と砂と藁を混ぜる手間を考慮し既調合で混ぜた中塗り土をご用意しております。
馬小屋の柱にこんなのが付いていました。
昔の人は素晴らしいですね。
今回も古民家の奥の深さを勉強させて頂きました。
土壁の最終仕上げに塗る土壁は、これ