出張時にお客様の現場へ訪問した際、「この前城かべで蔵直したよ」と教えてもらい歩いて現場へ・・・残念ながら場所的に遠目からしか見えなかったんですが、新築のように綺麗に補修された土蔵の中で目を引く一点が・・・
家紋は良く見るんですが、鶴の漆喰彫刻が飾られていました。
かっこいいなぁと思い側面へ行くと・・・
鶴の胴体から首の部分にかけて、浮いていて飛び立っているような感じになっていました。
この蔵が出来た時からの装飾で、補修時にも「絶対にこれだけは壊さないで復元して欲しい」との強い要望もあったそうです。
土蔵や社寺仏閣に使われる事が多い城かべ漆喰ですが、同じものが一つとしてない湿式工法の良さに改めて気付きました。