当社の材料ではないですが、文化的、技術的価値ある左官仕上げの勉強に出張の途中見学に行きます。各地のお城などの観光案内はちょくちょくさせて頂いておりますが、今回は中山道の太田宿の宿場町です。
町中の見所はありますが今回は、旧太田脇本陣林家住宅(国指定重要文化財)
美濃加茂市観光協会HP抜粋~
「脇本陣」とは、「本陣」に次いで江戸時代の宿駅制度上の半公共的な宿泊機関として機能しており、宿場町の有力者がその役割を担っておりました。
太田宿においては、林家がその役割を担っており、明治6年(1769)に建てられた母屋が現存し、現在も住居として利用されております。尚、隣接する隠居家も共に国指定重要文化財に指定されており、一般開放しております。
町を歩いていると黄色い壁、見てみると黄色の大津壁で土間はたたきでした。
中でお世話をしていた方に話を聞くと・・・「土間には焚火の燃えた炭を入れ、壁の土は滋賀から持ってきた」と教えて下さいました。
多分、土間の炭は「墨」で壁の土は大津壁なので滋賀になったのかな