代理店様、左官様と改修予定の蔵現場に補修工程案を考えるため行って参りました。
現場は痛み具合や剥落もひどく、よく見ると中塗り土の上に砂モルタルが塗られていて・・・
通常はしないやり方で皆様もご存知だとは思いますが、土とセメントの相性はよくありません。
また軒の出がほとんど無く、軒裏からも雨水が進入していると推測できました。
お施主様いわく、今までにちょっとした改修を繰り返して今現在に至るということでした。
この度の改修は今まではとは違いきちっと直して欲しいと言うことですので、ご相談の結果下地部分から全てやり直す方法でお話はまとまりました。
仕上げはもちろんモルタルではなく漆喰(しっくい)です。
外部にすぐ塗れる油入り古代漆喰はこちら・・・
今から完成が楽しみです。
ペンキで描かれたなまこ壁もご愛嬌(笑)