◆講習会でしっくいパターン!
日本左官業組合連合会、しっくい普及推進プロジェクトin島根県が2/9(日)に開催されました。
午前の部は座学で漆喰(しっくい)の歴史やPR方法についてなどでした。
例えばしっくいは調湿や抗菌作用などが主な特長ですがただ口で説明するだけではなく、それを数値化し、科学的な根拠を元に世間のみなさんに評価していただくことであったり、しっくいの現代工法を確立し、割れ(クラック)などのクレームをできる限り無くし、且つ施工単価の統一をはかるなどの取り組みです。
しっくい現代工法ということで内装壁の下地として、圧倒的シェアを持つ石膏ボード下地への施工で、仕上げ方法もお寺やお城のような真っすぐな仕上げではなく、しっくいに模様を付けて洋風、和風どちらの建築にも合う仕上げをする講習会でした。
しっくいは江戸時代より現代に残る歴史ある塗り壁です。歴史があるということはもちもん実績もあり、全国各地のお城、お寺、文化財などに使用され、現代まで何百年もの間建築物を守ってくれました。
このような歴史ある日本の塗り壁「漆喰」をもっと世間の方に知っていただければ、しっくいの良さが伝わればもっとご採用いただくチャンスは増えると思います。