イメージ・コンセンプトがあれば素敵な空間に
新しく住宅を建てるにあたり、内部の壁を施主様が自分で(DIYで)土壁や漆喰の施工したいと言うことで当社にご相談いただきました。
まずは下地処理です。土壁や漆喰を塗るには下地によって、どのように処理を行い、それにはどのような材料を使用するのか?
次に仕上げに塗る材料です。施主様がイメージしている土壁や漆喰を作るにはどの材料を使用すればいいのか?
などのご相談内容に当社が返答し、約一年近くの時間をかけて、内部の壁の施工が終わり完成したので、施主様が写真を送ってくれました。ありがとうございます。
リビングはインテリアや家具と天井の塗り壁がよく合っていて、陽の光も入り、明るく、素敵な空間。人が自然と集まってきそうです。
モザイクタイルと塗り壁がコラボした洗面所はヨーロッパの古民家を感じる雰囲気に。
トイレは土壁とダウンライトでゆっくり、落ち着きを感じる空間に。
寝室は落ち着いたトーンのカラーで仕上げ、安眠できる空間に。
どれも施主様が施工したと思えないほど、クオリティの高い仕上がりになっていて驚きました。
この写真をいただいて感じたことは、塗るための下地処理や塗る技術ももちろん重要ですが、それよりも「この建築のコンセンプトはこうだ。だからこの部屋はこういうイメージにしよう」
という想いがはっきりあり、それを元に創り上げているかどうか方が重要ではないかと感じました。
なぜなら、施工のプロではない、施主様が施工した塗り壁仕上げでこんなに素敵な空間ができるのですから。
施主様はコンセプト・イメージをはっきりお持ちでそれを形にしたのだと感じました。