近畿壁材 | 匠に役立つ塗り壁ブログ
MENUメニュー

匠に役立つ塗り壁ブログBLOG

「住宅外壁に使う漆喰」の記事一覧

2022/08/26(金曜日)漆喰(しっくい)の良い点と悪い点

 


自然素材だからって良い所ばかりじゃない、もちろん悪い点も

 

漆喰(しっくい)は塗り壁材料として今現在も人気が高く、認知度も上がり、住宅など身近な壁に塗っていただく機会もかなり増えました。
そこであらためてみなさんに漆喰(しっくい)にはどんなメリットがあるのか?またデメリットは?のお話させていただきます。

 R0002715

〇メリット(良い点)
・長い歴史で培われた日本の風土にあった湿度調節機能がある
・昔ながらの自然素材を素材とすることで化学物質を含まない高い安全性
・消石灰の持つ強アルカリ性による高い殺菌、抗菌性がある
・不燃材料で燃えても有毒ガスを発生させない防火性能
・どんな建築にも合う左官材料特有の無限のデザインが表現できる

 

〇デメリット
・自然素材のため施工の場所、施工時期など環境に左右されやすい
・性質上弾性力が無く、割れやすい
・呼吸性能があり、多孔質のため汚れが付きやすい
・自然素材のため仕上げ後施工する人の影響を受けやすい(強度など)

 

このメリット・デメリットは伝統的な昔ながらの漆喰(しっくい)のお話です。

これらの良い点、悪い点を踏まえると、特に外部に伝統の漆喰を使用する場合には注意が必要になります。

弊社では文化財などに使用される伝統的な漆喰はもちもん、上記のメリット・デメリットをふまえ、従来の漆喰の弱点を補ったニュータイプの漆喰、ハイブリッド漆喰も販売しております。


■ハイブリッド漆喰くわしくはこちら・・・

漆喰(しっくい)の良いところ、悪いところをご理解いただいた上で、施工方法や施工する環境により、伝統的な漆喰を使用するのか、弱点を補ったニュータイプ漆喰を使用するのかを使い分けてご使用いただければ施工後のクレームも減り、ご採用いただいた方にも喜んでいただけるのではないでしょうか。

2021/09/01(水曜日)新築住宅の外壁に使う、カビに強いハイブリット漆喰のご提案|漆喰販売


住宅外壁の漆喰はもはや定番!でも汚れが心配なんだけど・・・


 


外壁専用のハイブリッド漆喰があります!

外壁専用として開発した漆喰「リライム」は、カビと汚れ!この二つにとことん強く!を実現したハイブリッド漆喰です。


今回はそんなハイブリッド漆喰専用の下地材「リライムベース」と通常のシーラーどう違うのかを試験して頂きました。


モルタル下地へのシーラー材は吸水調整に必須ですが、リライムにはシーラー以上の性能を持つ、下地材「リライムベース」をご用意しております。

「リライムベース」は、シーラーのようにローラーや刷毛で施工できる下地材で白色で、仕上げに塗るリライムともなじみが良く、付着力と水引き性能を向上させます。

 

今回は、北面、南面を「リライムベース」、西面、東面をシーラー処理で行いました。当然上塗りの作業性を考慮した試験ですので、仕上がりの性能にはどちらでも問題はありません。

20161019-_DSC3820

写真は「リライムベース」をローラーで塗った状態です。

 

20161019-_DSC3823

上記の写真は通常のシーラー処理です。

リライムベースは、乾燥すると表面がざらざらになるので非常に上塗りの塗り付けがしやすいとの事です。

リライム等漆喰壁は乾燥すると問題はなにも問題無いのですが、塗り付けた時の透け感が気になると言われることがあります。

その点リライムベースは乾燥すると白くなるので、その辺りの問題も無いようです。

 

20161019-_DSC3811 20161019-_DSC3846

 

早速リライムを練り、両方の下地に施工頂きました。

 

20161019-_DSC3882 20161019-_DSC3868

数名の左官屋さんにご意見を頂きましたが、リライムベースの上のほうが作業性は良いようです。

 

20161019-_DSC3904  

 

 

表面はこんな感じに。

 

 

 

今回の住宅は大壁でしたが、いい感じで外壁パターン(意匠)仕上げが完成です。白く、清潔感のあるオシャレな外壁になりました。

ご協力頂きました左官屋さんの皆様本当にお疲れ様でした。感謝致します。

 

外壁漆喰をご検討中の工務店様
外壁漆喰のデザインに関するブログはこちら・・・
外壁漆喰をご検討中の工務店様
外壁漆喰の性能に関するブログはこちら・・・
外壁漆喰をご検討中の工務店様
外壁漆喰の質感や色に関するブログはこちら・・・
外壁漆喰をご検討中の工務店様
外壁漆喰の施工方法に関するブログはこちら・・・

 

製品に関するお問合せは下記よりお願いします。

2021/09/01(水曜日)新築住宅の外壁に使うハイブリッド漆喰のデザインパターン|漆喰販売


洋風の住宅の白い壁に、漆喰(しっくい)は合うの?


 

日本の漆喰でヨーロッパ建築のデザインができる!

 

住宅の外壁をパターン(模様)仕上げにして、オシャレでかわいいお家にしたいと思っているかたはたくさんいると思います。

洋風にする場合、ヨーロッパの街並みのイメージし、壁材の塗り方はラフな感じでわざと凹凸をランダムに付けて模様仕上げにすることが多いです。

そうすることで中世ヨーロッパ建築のようなお家になります。

 

 

刷毛で模様をつけたり・・・

 

漆喰上塗り

 

鏝で「モコモコ」と模様付けながら塗って仕上げてみたりとデザイン性が高いですね~。

 

漆喰を使うことで住宅の外壁がオシャレになります!

 

外部の漆喰の大敵!「雨水」

 

このような仕上げ方はデザイン性が高く、人気も高いのですが実はデメリットもあるんです!それは汚れやすくなるというデメリットです。

なぜ汚れやすいのかというと、ランダムで凹凸があるため、ほこりやカビ菌などが雨水と一緒に壁面に残りやすくなっているためです。

実際毎年弊社にも梅雨が明ける7月中旬ごろから、外部でパターン(模様)仕上げを採用した住宅のお施主様より、外壁汚れのご相談が急増します。

 

そんなデメリットを解消した漆喰が「リライム」!「リライム」は高い撥水性能を持った漆喰です!

壁面への水の進入を防ぐことから壁面の乾燥を早くしカビの原因でもある水分や栄養分をシャットアウトし、汚れに強くなります。

 

おしゃれでかわいい洋風な外壁をしたい!方はぜひ【リライム】をご検討ください。

 

外壁漆喰をご検討中の工務店様
外壁漆喰のハイブリット漆喰に関するブログはこちら・・・
外壁漆喰をご検討中の工務店様
外壁漆喰の性能に関するブログはこちら・・・
外壁漆喰をご検討中の工務店様
外壁漆喰の質感や色に関するブログはこちら・・・
外壁漆喰をご検討中の工務店様
外壁漆喰の施工方法に関するブログはこちら・・・

 

 

製品に関するお問い合わせは下記よりお願いします。

匠に役立つ塗り壁ブログ

CATEGORYカテゴリー

ARCHIVE月別アーカイブ