近畿壁材 | AWASOブログ
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2024/09/28(土曜日)昭和と令和が融合した店舗

オーナー様の想いが詰まったスーパーDIY

 

ご紹介させていただくのは当社の地元、淡路島の店舗

自然が豊かで食材が豊富な淡路島。そんな淡路島産の「白いちご」をメインにしたスイーツや加工品を販売しているお店です。

素材にはできる限り無添加の国産食材を使用し、ココロとカラダにやさしいスイーツづくりをしています。

 

 

お店は古民家の一角を間借りし、そこをリフォームしており、昭和と令和が融合した建築となっています。

お店のコンセプトは「食べ物も物もSDGs」。しかも、DIYでオーナー様の好みを詰め込んだ空間をづくりをしています。

コンセプトの実現のため、店内はできる限りナチュラル素材を使用し、廃棄処分の必要がないものや再利用できるものを選定したそうです。

そこで選定された素材が「漆喰」。壁や天井に「漆喰」を塗り、「漆喰」には黒顔料(黒色着色材)「松煙」を混ぜ、オーナー様好みのカラーに着色し、マーブル調で仕上げています。

 

 

DIYとは思えない仕上がりで、オーナー様のセンスの良さを感じる店内になっています。

この度当社製品を採用いただいたお客様のように既製品を独自でアレンジし、しかもDIYで素敵な空間がつくれます。

 

 

やはり大事なのは「こんなお店にしたい」「こんな空間にしたい」という想い、コンセプトが大事だなと改めて感じました。

実現したいコンセプトや、イメージしているデザインを表現したいが方法がわからず、悩んんでいる方はご相談ください。

塗り壁で解決できる方法をご提案致します。

2024/09/24(火曜日)和と洋がコラボし日本らしさを感じる教会

伝統工法を教会に採用することで「和」も感じる空間に

 

オーダーの依頼いただいたのは建築デザイナー様。デザイナー様は東京都内の教会リニューアル工事を手掛けており、土間・床材でお悩みでした。

コンセプトは「教会だが日本らしさも伝わる空間」。そのコンセプトを実現するため、仲の良い、お知り合いのデザイナー様に相談したそうです。

そのご相談したデザイナー様が、以前当社でオーダー床材を依頼し、採用していただいた方で、当社を紹介するとともに、オーダー床材を採用した現場見学もすすめてくださり、まずは現場見学に行ってきたそうです。

 

 

現場を見て、仕上りのデザインや色合いが、自分のコンセプトを実現するための床材としてピッタリだったため、全く同じ仕様でご注文いただきました。

 

やさしく、淡い色味に仕上がる色出し試験

 

この度は以前のオーダーと全く同じ仕様でご注文いただいため、すでにレシピは有り、開発・研究はしなくてよかったのですが、以前ご採用に至るまでに苦労したのが色出し試験です。

色へのこだわりがかなり強いオーナー様でしたので、色の濃淡と色のトーンについて何度も改善要求があり、ご納得いただくまで、サンプルを提出しました。

 

 

最終的にご納得いただいたの下記画像の色合いで、この画像は今回の現場の完成写真になります。

 

 

教会の洋と、日本の伝統工法「土間たたき」の和がみごとに調和し、日本独自の教会の雰囲気、いわゆるこの度のコンセプトの実現がなされています。

 

 

 

当社では壁材や床材で、お客様の建築イメージ、コンセプト、ニーズに合う空間デザインをご提案をしております。

多彩な空間を彩る壁や床の質感、表情をゼロから開発し、形にします。

「こんな感じにしたい」「こんな風にならないかな」「こんな仕上がりになれば実現できるかも」などがあればご相談ください。

2024/09/20(金曜日)空間を明るく照らす純白の素材が際立つ土壁

めずらしい純白の土壁でインパクト

 

依頼をいただいたのは古民家をリノベーションしてカフェにするオーナー様。

お店のコンセプトもしっかりお持ちで、「古き良きに日本建築から伝わる落ち着き、これを活かす。ただ、他の店と差別化できるように、オリジナル感を出したい」ということでした。

コンセプトだけではなく、オーナー様は古民家特有の問題も解消できればと考えており、その問題は空間の暗さです。この暗さを活かす空間づくりもあるとは思いますが、リノベーションする古民家は想像以上に内部が暗いそうです。

 

 

以上のような意見をお聞きし、当社ご提案させていただいたのが純白の土を素材した土壁です。オリジナルという意味で「純白の土壁」を見た方はほとんどいないの思ったからです。

ただそれだけでは素材感は表現でいないので研究・開発を始めました。

 

素材感を出すための配合と施工方法

 

純白の土を素材にした土壁の配合から始まりましたが、土も同じものはなく、使用する土によって粒子の大きさや粘性が違うので、その土に合わせて配合が変化します。純白の土は比較的、粘性は高い部類です。

素材感部分はつなぎ材に使用する「稲藁」を少し多めに配合し、表面に見せようとしましたがうまくいきません。配合量をさらに増やしてもイメージどおりのテクスチャにはならなかったので苦労しました。

 

 

そこで塗り方(施工方法)を変えることで「稲藁」が表面に良く見え、素材感ある表情を出せないか研究し、何度も塗り試験を行いました。

そんな研究・開発を終え、オーナー様に提出したサンプルが下記になります。

 

 

オーナー様は「こんなに白い土があるの?」と驚いていました。また、「オリジナルを伝えるため、来店のお客様に実はこの壁土なんですよと伝えます」とも言っていただき採用が決まりました。

 

当社では壁材や床材で、お客様の建築イメージ、コンセプト、ニーズに合う空間デザインをご提案をしております。

多彩な空間を彩る壁や床の質感、表情をゼロから開発し、形にします。

「こんな感じにしたい」「こんな風にならないかな」「こんな仕上がりになれば実現できるかも」などがあればご相談ください。

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