近畿壁材 | 当時の面影も感じながら古美術品を楽しむ空間
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2024/10/11(金曜日)当時の面影も感じながら古美術品を楽しむ空間

古美術品を展示する美術館に合う壁と床

 

オーダーの依頼をいただいたのは、ゼネコンの設計士様。歴史ある美術館の工事に携わっており、美術館の展示品は日本文化を感じる、歴史的な茶道具や仏教美術品などの古美術品。

展示する美術品を邪魔することなく、逆に引き立ち、当時の日本文化を空間から感じつつ、現代のスマートさも取り入れた建築にしたい想いがありました。

そのようなコンセプトなので、外壁には「漆喰」を採用することが決まり、外部アプローチと内部エントランスの床は日本文化を感じる「土間たたき」を採用することになりました。

 

  

 

壁に使用する「漆喰」はオーソドックスな白を使用することになったので、既製品で問題無いと言うことでしたが、床に使用する「土間たたき」はオーナー様のご要望も有り、特注色をオーダーで作成して欲しいとの依頼が来ました。

 

日途工のカラーチャートで指定いただいた色の再現

 

当社の「土間たたき」製品の仕上がりテクスチャーは気に入ってくださったので、指定された色出し試験をすすめました。

この度ご指定を受けた色はかなり淡く、うすい色のため、施工のやり方を変えてしまうと、色が表現できない事があります。

ですので、調色試験だけでなく、実現性が高くなる施工手順なども合わせて試験し、お客様に報告しました。

 

 

まずはご指定いただいたカラーで「土間たたき」サンプルを作成、提出し、オーナー様にご確認いただき、OKが出ました。

次は実際に現場で施工される施工業者にテスト施工を兼ねて、施工レクチャーさせていただきました。

この度の現場に適した施工時の準備品、施工手順、作業性の確認や仕上げるタイミングなどをお伝えし、共有しました。

 

  

 

はじめての使用する材料なので施工業者には不安があったと思いますが、現場施工前に施工レクチャーを行うことで、その不安を取り除きます。

そして何よりも、採用いただく現場が美しく仕上がり、施主様に満足していただく事が一番重要だからです。

 

  

 

当社ではお客様の建築イメージ、コンセプトを実現する、壁材、床材のご提案をしております。

多彩な空間を彩る壁や床の質感、表情をゼロから開発し、形にします。

「こんな感じにしたい」「こんな風にならないかな」「こんな仕上がりになれば実現できるかも」などがあればご相談ください。

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